冬においしい魚 鯛(たい) [旬の魚]
皆さんこんにちは。2月も半ばになって、急に暖かかくなりましたね。
春一番も吹いたとか?
またすぐ寒くなるそうですが(^-^;)
今がチャンス!と、暖かいうちに部屋から飛び出して
おいしいものを探しに出かけましょう!
寒い時期だからこそおいしい食べ物がたくさんありますよ!(^-^)
その一つが魚です。
多くの魚が秋から冬にかけておいしくなります。
魚は冷たく厳しい海の中で生きていくために、エサをたくさん食べて脂肪を蓄えます。
「脂がのってくる」ということです。
今日はそんなおいしい冬の魚の中で、鯛(たい)について書きたいと思います。

鯛は年中とれて、刺身はもちろん煮ても焼いてもおいしく食べられる、まさに魚の王様です。
見た目も美しいので、おめでたい席にも重宝されます。
鯛は4月~6月頃に産卵します。
産卵でエネルギーを使ってしまうと身がやせてしまうので、
寒くなるころから、腹に卵が入り始める3月ぐらいまでが一番おいしいとされています。
刺身で食べるなら、皮まで食べられる「松皮造り」がおすすめです。
鯛の皮にはゼラチン質がたっぷりでプルプルしていておいしいです。
できるなら皮も一緒に召し上がってみてほしいです。
もちろん握りでもおいしいです。お腹すいてきましたね(^Q^)

それだけでなく、産卵の時期には違ったおいしさもありますよ(^o^)
鯛の卵巣は真子(まこ)とも呼ばれ、煮て食べるとおいしいですし、
白子はさっぱりとしていて、塩焼きにすると格別においしいです!
濃厚な真鱈(マダラ)の白子とは、また一味違ったおいしさです。
外は香ばしく中はトロッと絶品ですね!
これも一度、召し上がっていただきたいですね~(*^o^*)
・天然と養殖は何が違うのか
江戸前のすし店はもちろん天然物を使いますが、
鯛は天然物だけでなく養殖物も広く流通しています。
近年、鯛などの大型の高級魚は減少してきています。
イワシなどの小魚が乱獲され、減少しているからだと言われています。
水産資源を守るためには養殖も必要です。

天然鯛
具体的にどこが違うんでしょうか?
①味が違う
味はもちろん天然が上です。
身がプリプリとして、時に昆布の旨味を思わせるような、凝縮した旨味があり
皮と身の間にある脂には絶妙な甘みがあります。
養殖物は本来旨味であるはずの身と皮の間の脂に、独特の「養殖臭さ」があります。
これはどの養殖魚にも言えることです。
一度、意識して食べてみてください。
近年はこの「養殖臭さ」を消すためにエサに柑橘類を混ぜたりしているものもあります。
食べたことはありませんが、柑橘系の味がするそうです(? 。?)
肉質(身の締まり)も天然物には及びません。
動かなくてもエサがもらえるので運動不足だからでしょうか?
②食べているものが違う
エサが違うということです。
食べたものが血になり肉になるわけですから、何を食べたかというのは味に直結してきます。
鯛を食べることによって、鯛が食べたものを関節的に私たちも食べているのです。
これは魚以外にも言えることだと思います。
鯛は食欲旺盛で、エビやイカや小魚を中心になんでも食べます。
アゴが丈夫で貝やカニなども、殻ごとバリバリ食べてしまうそうです!
毎日おいしい天然の海の幸を食べているわけですねー
うらやましいなぁ(^-^)
おいしくなるわけだ。
天然の鯛は1キロの重さになるのに5年かかるといいます。
それに対して、養殖物は1~2年で出荷できるそうです。
養殖の場合は一般的に合成飼料を与えて育てます。
1年以上も毎日、エビやカニなんかあげていたら破産してしまいますもんね(^-^;)
しかし何を与えるかは本当に養殖業者さん次第です。
おいしい鯛を出荷しようとエサにこだわっている業者さんもいると思いますが。
結局は私たち消費者が納得するかどうかです。
どちらが良いとか悪いとかよりも、
価値を理解してお金を払うということが大事だと思います。
③値段が違う
市場の値段は競りで決まるので確実にいくらとは言えませんが、
天然と養殖とでは2~4倍ぐらいは値段が違います。
産卵期になると鯛は浅い海に卵を産むために集まってくるので、
漁師さんとしてもとりやすくなります。
そうするとたくさん出回り、天然物でも多少安く買えたりもします。
④見た目が違う
天然か養殖かは尾ビレを見れば大体わかります。
尾ビレは普通上下がピンと尖っていますが、養殖の場合は丸くなってしまっています。
狭い水槽や生け簀で養殖されるのが原因のようです。

下手な絵ですいません(^-^;)
天然物は全体の色が、ピンク色かうすいオレンジ色ぐらいでとてもキレイです。
養殖物はそれに比べて色が黒ずんでいるというか暗いオレンジ色という感じです。
浅瀬で養殖されるために日焼けしてしまうらしいです。
あと鯛は鼻の穴が左右に2つずつ縦に並んで計4つ付いているんですが、
養殖だと縦の2つが繋がって計2つになってしまうとか。
ヒレを見るほうが断然わかりやすいですね(^-^)
しかしながら養殖技術も日々進歩しています。
綺麗な色にするために合成飼料に赤いオキアミを混ぜたり、
日焼けしないように海の深いところで養殖したり。
ヒレや色では見分けられない事もあるかもしれないので、
そのために覚えておくのも良いかもしれませんね。
---------------------------------------------------------------------------------------
さて、初めてのブログということで気合い入れて書きましたが、大変ですね~
ちょっと長すぎたかな?読みづらかったらすみません。
もっとわかりやすく、少しでもおいしい魚やすしの魅力を伝えられればいいと思っていますので
応援よろしくお願いします(^-^)
ではまた(゜∀゜)/
一心のHP もよろしくお願いします。
もしよろしければ、ブログランキングにもご協力頂ければ励みになります。
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春一番も吹いたとか?
またすぐ寒くなるそうですが(^-^;)
今がチャンス!と、暖かいうちに部屋から飛び出して
おいしいものを探しに出かけましょう!
寒い時期だからこそおいしい食べ物がたくさんありますよ!(^-^)
その一つが魚です。
多くの魚が秋から冬にかけておいしくなります。
魚は冷たく厳しい海の中で生きていくために、エサをたくさん食べて脂肪を蓄えます。
「脂がのってくる」ということです。
今日はそんなおいしい冬の魚の中で、鯛(たい)について書きたいと思います。

鯛は年中とれて、刺身はもちろん煮ても焼いてもおいしく食べられる、まさに魚の王様です。
見た目も美しいので、おめでたい席にも重宝されます。
鯛は4月~6月頃に産卵します。
産卵でエネルギーを使ってしまうと身がやせてしまうので、
寒くなるころから、腹に卵が入り始める3月ぐらいまでが一番おいしいとされています。
刺身で食べるなら、皮まで食べられる「松皮造り」がおすすめです。
鯛の皮にはゼラチン質がたっぷりでプルプルしていておいしいです。
できるなら皮も一緒に召し上がってみてほしいです。
もちろん握りでもおいしいです。お腹すいてきましたね(^Q^)

それだけでなく、産卵の時期には違ったおいしさもありますよ(^o^)
鯛の卵巣は真子(まこ)とも呼ばれ、煮て食べるとおいしいですし、
白子はさっぱりとしていて、塩焼きにすると格別においしいです!
濃厚な真鱈(マダラ)の白子とは、また一味違ったおいしさです。
外は香ばしく中はトロッと絶品ですね!
これも一度、召し上がっていただきたいですね~(*^o^*)
・天然と養殖は何が違うのか
江戸前のすし店はもちろん天然物を使いますが、
鯛は天然物だけでなく養殖物も広く流通しています。
近年、鯛などの大型の高級魚は減少してきています。
イワシなどの小魚が乱獲され、減少しているからだと言われています。
水産資源を守るためには養殖も必要です。

天然鯛
具体的にどこが違うんでしょうか?
①味が違う
味はもちろん天然が上です。
身がプリプリとして、時に昆布の旨味を思わせるような、凝縮した旨味があり
皮と身の間にある脂には絶妙な甘みがあります。
養殖物は本来旨味であるはずの身と皮の間の脂に、独特の「養殖臭さ」があります。
これはどの養殖魚にも言えることです。
一度、意識して食べてみてください。
近年はこの「養殖臭さ」を消すためにエサに柑橘類を混ぜたりしているものもあります。
食べたことはありませんが、柑橘系の味がするそうです(? 。?)
肉質(身の締まり)も天然物には及びません。
動かなくてもエサがもらえるので運動不足だからでしょうか?
②食べているものが違う
エサが違うということです。
食べたものが血になり肉になるわけですから、何を食べたかというのは味に直結してきます。
鯛を食べることによって、鯛が食べたものを関節的に私たちも食べているのです。
これは魚以外にも言えることだと思います。
鯛は食欲旺盛で、エビやイカや小魚を中心になんでも食べます。
アゴが丈夫で貝やカニなども、殻ごとバリバリ食べてしまうそうです!
毎日おいしい天然の海の幸を食べているわけですねー
うらやましいなぁ(^-^)
おいしくなるわけだ。
天然の鯛は1キロの重さになるのに5年かかるといいます。
それに対して、養殖物は1~2年で出荷できるそうです。
養殖の場合は一般的に合成飼料を与えて育てます。
1年以上も毎日、エビやカニなんかあげていたら破産してしまいますもんね(^-^;)
しかし何を与えるかは本当に養殖業者さん次第です。
おいしい鯛を出荷しようとエサにこだわっている業者さんもいると思いますが。
結局は私たち消費者が納得するかどうかです。
どちらが良いとか悪いとかよりも、
価値を理解してお金を払うということが大事だと思います。
③値段が違う
市場の値段は競りで決まるので確実にいくらとは言えませんが、
天然と養殖とでは2~4倍ぐらいは値段が違います。
産卵期になると鯛は浅い海に卵を産むために集まってくるので、
漁師さんとしてもとりやすくなります。
そうするとたくさん出回り、天然物でも多少安く買えたりもします。
④見た目が違う
天然か養殖かは尾ビレを見れば大体わかります。
尾ビレは普通上下がピンと尖っていますが、養殖の場合は丸くなってしまっています。
狭い水槽や生け簀で養殖されるのが原因のようです。

下手な絵ですいません(^-^;)
天然物は全体の色が、ピンク色かうすいオレンジ色ぐらいでとてもキレイです。
養殖物はそれに比べて色が黒ずんでいるというか暗いオレンジ色という感じです。
浅瀬で養殖されるために日焼けしてしまうらしいです。
あと鯛は鼻の穴が左右に2つずつ縦に並んで計4つ付いているんですが、
養殖だと縦の2つが繋がって計2つになってしまうとか。
ヒレを見るほうが断然わかりやすいですね(^-^)
しかしながら養殖技術も日々進歩しています。
綺麗な色にするために合成飼料に赤いオキアミを混ぜたり、
日焼けしないように海の深いところで養殖したり。
ヒレや色では見分けられない事もあるかもしれないので、
そのために覚えておくのも良いかもしれませんね。
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さて、初めてのブログということで気合い入れて書きましたが、大変ですね~
ちょっと長すぎたかな?読みづらかったらすみません。
もっとわかりやすく、少しでもおいしい魚やすしの魅力を伝えられればいいと思っていますので
応援よろしくお願いします(^-^)
ではまた(゜∀゜)/
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